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「錬の国語」山本ヒサオ’塾長からのメッセージ

入試国語専科「錬の国語」は、拙著『大逆転の中学受験国語』(エール出版社刊)に掲載したメソッドをベースにした「国語が苦手なお子さんでも入試突破すること」を企図し、かつ毎年実現している、実践的で熱意溢れる国語専科塾です。
私は、ここ10年以上に渡って直接指導した延べ1,000人以上の「受験国語に苦しむ」生徒さんから得た「国語ができるようになる瞬間」のデータを分析し、完全メソッド化し実践してきました。

国語のできない、あるいはそう思い込んでいるお子さんたちを教える上で「見極めなくてはならない」大事な点はズバリここでした。

・子どもは、こちらが期待するほど文章を読んでくれていない。
・子どもは、正解の文章を思いつき、書くまでのプロセスを、自分の中に獲得していない。
・子どもは、言葉を知らないのに、つい知ったかぶりをしてしまう。

この三点です。

その結果、起こる現象は

・「読めない」のではなく「もともと読む気がない」ため、テストでも本文から内容をくみ取る練習ができておらず、失点する。
・解答のためのアイデアはあっても、それを具体化する文章能力が開発されていないために、うまく得点できないことがある。
・本人や周囲が「隠れ語彙不足」を認識できていないために、国語ができない原因を見つけ出せず、いくら勉強しても入試直前までずっと得点が伸びないというケースがある。

これらのことを解消するには

・何よりもまず、読む気分にさせる。「朗読ゲーム」「読み聞かせクイズ」などで、読むことをひとつの楽しみにする。
・「要約学習」を通じ、自分でも「文章は書けるもの」という自信をつけさせる。※作文ではなく、他人の文章を解釈し、まとめあげるのがポイント。
・「何がわからないのか」をわからせるように、あくまで「具体的に」指示し、試験問題の文章を「ゆっくり」「丁寧に」読み込ませ、最後まで自力で解き切らせる。

どれも私が現在、気をつけながら実践している方法論です。
子どもたちには「国語力がない」のではありません。残念ながら、子どもの得点が伸びない原因を見つけてやれない場合が、数多くあるだけなのです。私が全国の優秀な国語の先生に「メソッドの共有化」を呼び掛けて研究会を主宰しているのは、このような現状を改善したいという一心からです。

どうか皆さん、全国の「錬の国語」の先生をご検討いただけますよう、何卒よろしくお願いいたします。

(株)Zealエデュケーショナル代表 山本ヒサオ'
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